2026年ヒルゼンバイカモ

2026/03の放水後に比較的残存したヒルゼンバイカモは日差しが強くなる春以降に優占種として繁殖すると予想していました。しかし2026/07時点での様子は少し異なっています。

上流域ポイントA 2026/03

上流域ポイントA 2026/07

中流域ポイントB 2026/03

中流域ポイントB 2026/07

上流域も中流域もヒルゼンバイカモは2026/03時点よりも減少している様子が伺えます。一方、下流域ではヒルゼンバイカモは順調に繁殖している様子が各所で見られます。

下流域ポイントC 2026/07

上流域の減少傾向が気になるので水温とpH測定を実施しました。pHは炭酸/炭酸水素Naの比率を決める因子であるため調査項目に設定しました。

上流域ポイントA 水温:9℃ pH:7.5

中流域ポイントB 水温:10℃ pH:7.4

下流域ポイントC 水温:14℃ pH:7.3

pHに関してはほぼ変動もなく特に大きな差異はありませんでした。なぜ上流域、中流域で減少傾向にあるかは不明です。もう少し観察を続けてみます。

※2020/08、2021/08、2022/08の堰堤放水口放流水のpHは6.9で一定というデータが報告書に記載されています。堰堤放水口と上流域ポイントAは近距離にあるので、近年、放水口のpHが上昇傾向にあるかもしれません。情報開示請求をしてデータを集めてみたいと思います。